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バス釣りバブルという時代 [ブラックバス]

ロドリ.jpg

すっかりデフレの今日この頃。なにも欲しいものがなかったので、3冊の古本を購入。しめて、147円。

時代を感じる表紙(山口もえ)。2000年 ロッド&リール誌です。20世紀のロドリは、かなりオタク的な内容で面白かったです。トイレで何度も読んでいると、表紙がはずれ、だんだん本が分解していきました。そこまでしても読みたい内容だったのです。この前嵐山FAの休憩所で、バブル時代の素晴らしい話を聞きました。うらやましいと思いながらも、バブル経験があると後々辛いのでは・・・と思ったりしました。まだ日本が調子の良かった時代に精神形成された人々は(バブル世代、もっと上の団塊の世代)、ある意味、まっすぐ育てたかもしてません。

一方我々の世代は、中学・高校と「未曾有の平成不況」を傍観していました。就職氷河期・リストラ・企業買収と、恐ろしい話ばっかり。そんな私は、皮肉にも、「バブル以来の売り手市場」と呼ばれる時期に就職。しかし、その前途は・・・・。

まぁ、目下の経済的な不安の話はやめておきます。

バサー.jpg

こちらは、2001年BASSER誌です。確実に暗い足音が聞こえる内容があります。ひとつは、ブラックバス害魚を考察するシンポジウムです。在来魚が喰われてしまうという旧来の害魚論から、生物多様性という新しい害魚論が高まったのも、この頃だったような気がします。

もうひとつは、宮城県内のプロショップが業界の前途を心配して、話し合いの場を持つという内容。何もしなくてもルアーの売れた時代から、バスバブルの崩壊。バス害魚論から導かれるバス釣り犯罪説など、前途を憂う釣業界全体の不安が現れています。ちょうどこの頃、マミヤOPの釣業界撤退、リョービの釣り事業部譲渡など、バスバブルの時代からは考えられない事態が起きています。

この後、さらなる業界の低迷、中古釣具による価格崩壊、拡大路線の釣具屋の相次ぐ閉店・・・・。そして、バス釣りは、「琵琶湖リリース禁止」を象徴とされる形で、悪者の烙印を押されました。いまや、ブラックバス釣りは、どこかアウトローな感じのする遊びを、内輪で勝手に楽しんでいる状態です。この状態が本当に良いのか、私は良く分かりません。


しかし、バス釣りだって輝かしい時代があったのです。

90年代中ごろ、木村拓哉、糸井重里、奥田民生、反町隆・・・・など、著名人がバス釣りを楽しみ、人気が一気に爆発。オヤジ臭いダサい趣味から、格好のいいアウトドアに昇華されました。河口湖では1メートルごとに人が並び、釣具屋にルアーを求めて早朝から人が列を成しました。メガバス・ZEALにプレミアが付けられて、定価で買うことすらできませんでした。

そんな小学生時代、『ロッド&リール』や『つりトップ』(休刊)を読み漁り、放課後はバス釣り、休日は海釣りへ、釣りのことしか考えていませんでした。そんな子どもが、そのまま大人になったのが、今の私です。

メディアにあれだけ持ち上げられたバス釣りが、メディアによって悪者にされました。世の中の無常さや非常さに、釣りが大好きなharamichi少年は苦しみました。自分が一番好きなものが悪者にされる過程の中、ほかに逃げる場所のない辛さ。

バス釣りバブルは、楽しかった。でも、取れることのない痛みがそこにあります。



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コメント 1

ボンゾ

私もあなたと同じ世代ですかね!?
小学5年生からバス釣りにはまり、小遣いを貯めてはルアーを買い、一日中見ててもあきませんでした。。。
お年玉で初めて買ったMr,Don Works MW58はいまだに手放せず大事に保管してあります。
そんな私も今年で1977年生まれの35歳の一児のパパです。
いまでは年に1〜2回釣りに行ければいいほうです。
それでもやっぱり釣りは止められませんね!!!
釣りに行けないくせに釣具屋にはつい行ってしまう自分がいます。。。
あの頃は全て新鮮で、夢中で、本気でしたね。


by ボンゾ (2012-12-23 23:53) 

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